オ カ メ イ ン コ

分  布  オーストラリア全土で、内陸部産であるが、西北部では海岸線近くまで分布する。タスマニア島には分布しない。開けた農耕地やそ草原に生息し、雑木林を好む。
形  態  羽冠を持った体型はよく知られており、大きさは33cm程である。頭上の細羽の羽冠から顔面、喉までが黄色で、頬に赤斑がある。後頭部から体色はほとんど灰褐色で翼には大きな白斑がある。♀の体色は♂によく似ているが、羽冠は灰褐色で、黄色部は頬の周囲のみで赤斑も淡い。また、尾羽の下側は黄色と灰色の細かい模様になっている。嘴は灰色で脚も同様な色である。飼鳥下においては白変種や模様種も作出され、これらが欧州から輸入され、わが国にも定着し、市場にもその姿を見る。
飼養管理  非常に丈夫で温和な性質は飼鳥として申し分ないものである。大型の金籠でも繁殖が可能な程、充分飼鳥化もされているが、もちろん禽舎放し飼いでもよい。この場合にはセキセイインコやフィンチ類との雑居も可能である。禽舎放し飼いでは風除け程度だけで越冬する。
飼  料  インコ用混合餌を主体として、副餌に麻の実やヒマワリを与える。脂肪種子は飛翔面積の大小により加減するように。青菜やカルシウム剤は一般的な与え方でよい。
繁  殖  生産を目的とする場合には小型禽舎が適当である。巣箱は30cm×30cm角で、深さ35cm程のものがよいが、市販のものでもよい。底部には逸散を防ぐための凹面を作るとよい。産卵は4〜7個で卵数は比較的多い。抱卵期間は22〜23日程で昼間は♂があたり、夜間は♀と交替するのが普通である。巣立ちまでは雛数にもよるが45日前後である。青菜の多給と副餌として卵やバター入りのビスケット、カステラ等は非常に良いよい育雛餌となるため事前に馴らすとよい。巣立ち雛は♀と同色で成長羽となるには6〜9ヶ月を要する。
(原色飼鳥大鑑より)


≪ノーマル≫
所有数 ♂2 ♀2
(2008年2月現在)
≪ルチノー≫
所有数 ♂1 ♀1
(2008年2月現在)
≪ノーマルパイド≫
所有数 ♂2 ♀1
(2008年2月現在)
≪WFシナモンパール≫
所有数 ♀1
(2008年2月現在)
≪シナモン≫
所有数 ♀1
(2008年2月現在)
≪パール≫
所有数 ♂1 ♀1
(2008年2月現在)
画像撮影中
≪WFルチノー≫
所有数 ♂1
(2008年2月現在)
≪WFパイド≫
所有数 ♀1
(2008年2月現在)



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